忍者ブログ

読書

ジョゼフ・E・ステッグリッツ 世界を不幸にするアメリカの戦争経済

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ジョゼフ・E・ステッグリッツ 世界を不幸にするアメリカの戦争経済


    ブッシュ大統領(息子)の時のイラク戦争でどれだけのコストがかかったか、答えは2008年時点、大よそ3兆ドルだそうです。今年の2021年の末までにアメリカ軍はイラクから撤退しますが、この本の出版が2008年で、イラク戦争が始まったのが2003年、だらだらと18年間もアメリカはイラクに関わったわけです。2008年で3兆ドルですから、2021年までかかった費用は5兆6000ドルという試算も出ています。

イラク戦争の口実は大量殺人兵器を作っているということでしたが、そのようなものは一切なく、明らかに核兵器爆弾を作っている北朝鮮には石油などの資源がないものですから、ほっとかれ、それ幸いに北朝鮮は核兵器の小型まで成功しているようです。ブッシュやその他の閣僚たちは石油利権に絡む企業との関係が深く、石油資源のために戦争を引き起こしたと言われています。おまけにアメリカでは戦争が公共事業になっていると言われる通り、何年かに一回は戦争しないと軍需製品が吐けないという体質になっているようです。どちらの企業も政治家に多額の寄付をしています。金をもらっている以上彼らの要望も聞かないといけません。どうもアメリカの民主主義は金儲けのための体制作りにあると思われます。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R