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読書

ジョン・オドンネル D・トランプ破廉恥な履歴書


     D
・トランプが不動産王として各地にホテルを作り、それらのホテルにカジノを入れ、そのカジノの最高責任者であったジョン・オドンネルが書いた本です。ジョン・オドンネルは1987年から1990年までトランプの下にいたのですが、トランプの金銭の意地汚さと怒鳴り声に業を煮やし辞めました。辞めた後、ジョン・オドンネルがトランプについての本を書くということを知ったトランプが弁護士を差し向けて脅してきたということも書いています。ヤクザと余り変わりがないということがわかります。

この頃のトランプはまだ金儲けに忙しく、大統領になろうという気はなかったようです。しかし当時から外交に対する政治的意見を言っています。日本はただで防衛をアメリカに任せ、その分工業製品をアメリカに輸出し大儲けしているのだ。日本にその分の負担をさせないといけない、と。現に大統領になったら、この前関税をかける政策を発表しています。北朝鮮の金正恩とトランプが会って話をするそうですが、トランプがオドンネルの給料をケチったように、アメリカからは何も出さないで、日本に、最も利益をこうむるものとして、北朝鮮に1兆円もの経済援助を出さすようにするかもしれません。へたをすると、韓国と北朝鮮が一緒になり、日本を恫喝し、ますます金銭をせびり取るような状況になる可能性だってあります。

トランプの女癖の悪さも書いています。今の妻のその前の愛人までこの本には写真も載っています。マーラ・アン・メイブルスで、この女性はシーフードが好きで、とうとうホテルの中に彼女のためにも牡蠣料理店を出してしまいます。19歳のテンスプレイヤー、ガブリエラ・サバティーニとカジノに入ってきたこともあり、20歳以上でないとカジノに入れないという法律があり、警察当局から警告を受けています。もとオリンピックのスキー選手であり、ファッションモデルでもあったイバーナとは離婚し、トランプの全財産の半分の請求の裁判を起こされています。

柏木昭男という日本人の男が大物ギャンブラーとこの本に出ています。トランププラザのカジノで600万ドルも勝ったということでトランプが肝を冷やしています。そのあと1000万ドル失ったということで、カジノ側は儲けています。柏木昭男はその後1992年に日本の河口湖湖畔の自宅で「日本刀で滅多切り」にされ惨殺されています。フランスのマフィアが賭博の借金の取立てに来たとうことですが、未だ犯人は捕まっていません。柏木昭男も一応不動産業者ということですが、カジノと関わるようでは、おどろおどろしいものがあります。トランプも不動産とカジノで財をなしたのですから、くれぐれも暗殺されないように気をつけてもらいたいものです。

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