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読書

ジョン・ワイズマン SASサバイバル・ハンドブック


        SASとはスペシャル・エア・サービスの略で、英陸軍特殊空挺部隊のことで、ワイズマンはそこで
26年間隊員だった人です。朝鮮半島有事がささやかれる中、日本も北朝鮮の攻撃にさらされたとして、いかにサバイバルかをするとすると、この本をとったのですが、はっきり言って、訓練なしに、この本どおりにやることは無理だとわかります。まして70歳の年寄りには年寄りの冷や水ということになります。地獄を見ないためには、食を断って餓死することに限ります。これも辛いことにかわりはありません。この本で唯一参考になったのは、タンポポがあれば、若葉はサラダに、成長した葉は、ほうれん草のように湯がいて食べることができ、根はあぶって、それがコーヒーの代用になるということを知ったことです。来春いつもの場所に生えてくるので、刈り取って捨てないで、そのように試してみようと思っています。それまでに突然の死に見舞わなければいいのですが。

この本で最小限必要なものは「ナイフ」だと言っています。まあナイフがあれば調理ができるであろうし、ハトなど捕まえて解体もできるでしょう。犬とかネコとかはちょっとびびりますが、食うものがなければ、ナイフを突き立てるしかないでしょう。血も高い栄養価があると言っていますが、どうも血をすすることはできそうもありません。魚もそうですが動物だって血抜きは必要です。われわれが目にするのは製品になった肉ですから、初期の、殺したり解体する過程は見ないですましていますが、非常時になったら何もかもはじめからしないといけないのですから、嫌でもしないわけにはいかないでしょう。

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