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読書

ジョージ・フリードマン 戦場の未来


        ジョージ・フリードマンによりますと、現在空母も時代遅れの品物だそうです。作るにも、維持するにも、とてつもない経費がかかり、たとえ交戦国との距離が遠くとも、高性能の対艦ミサイルができていて、イージス艦を配備しても、それを撃ち落せるかどうかは定かではありません。遠くにいてもそのような状態なのですから、近づけば近づくほど危険は高まります。しかし戦場近くに戦闘機を運ばないといけないので、狙い撃ちの可能性が高まります。かつての日本海軍の大和のようなものです。航空機の援助の無い軍艦は戦闘機の格好の餌食です。現在ではそれが対艦ミサイルになっています。今からはトマホークのような百発百中のミサイルが主流になるそうです。同時に宇宙空間を制して、スターウォーズの世界になるそうです。宇宙空間の衛星が地上を監視し、敵国がミサイルを発射すると、すぐさまそれを撃ち落すミサイルを発射させます。この本が出版されたのは、1997年です。でも最近ではサイバー空間を核爆弾で揺らすと、コンピュータが使えなくなるそうで、コンピュータでコントロールされているミサイルやほとんどの武器が使えなくなるそうです。こうなっては最終的にコンピュータに頼らない歩兵がものをいうことになります。北朝鮮を甘く見てはいけません。宇宙空間に核爆発させて、サイバーを無効にし、それから100万と言われる北朝鮮軍が流れ込んできたら、どのように対処すべきでしょうか。その中には特殊部隊もいて、平和すぎて、何の訓練も受けていない日本人は、彼らにとってカマキリほどの力もないでしょう。

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