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上巻では大粒の独裁者ですが、下巻では小粒の独裁者ばかりです。名も知らぬ人ばかりです。私だけが知らないかもしれませんが、普通の日本人なら知らないだろうと思います。知っていると言えば、スペインのフランコ将軍、ユーゴスラビアのチトー、エジプトのナセル、リビアのカダフィー大佐、北朝鮮の金日成、ソ連のブレジネフ、イランのホメイニー、キューバのカストロ、イラクのフセイン、ロシアのプーチン。これらも書いているものはそうたいしていいものはないそうです。ダニエル・カルダーはこの本を書くために読んだだけであって、一般の人が好んで読むような内容のあるものではありません。今生きているのはプーチン氏しかいません。プーチンは本を書くより、ライオンと戯れたり、銃を担いで馬で走り回ること、柔道をやったりしている方が好きなようです。唯一テレビに向かってしゃべることが彼の考えることの表現になっています。国土を割譲することはないということと、毒殺など手に染めていないということばかりです。フセインもカダフィーもアメリカによって死を賜りましたが、世界はいまだに話し合いでは解決できないというのがよくわかります。