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このグローバル下、障壁なき世界を推奨する人たち=富裕家・資本家、ここでは具体的な例としてアップルを出してみましょう。アップルは自国のアメリカ人を使わないで、賃金の安い中国にアイホンの委託生産をしています。つまり資本を中国に注入し、中国はこの輸出で黒字になりましたが、それ以上にアップルは、アイホンの輸出と中国に貸し付けた金の利子で儲けているのです。それも本社をアメリカ以外のタックス・ヘイヴン地に置き、アメリカには税金をほとんど払っていないのです。ますます中間層から貧困者の方へ脱落していきます。中国は黒字の国、アメリカは赤字の国となっていますが、実際は富裕家・資本家と資金を持たない人々との「階級闘争」であると言いたいのでしょう。日本でも同じことです。サラリーマンの給料が下がり、非正規雇用が増えるということは日本の富裕家・資本家が同じことをやっているからです。金がないからものが買えない、日本は魅力ある市場ではなくなりました。今のところ日本人は現状に慣れる得意技をもっていますから、動乱ということは起こらないでしょう。しかしコロナで外出禁止というだけで大騒ぎする国民では、黒字国をバッシングして、本家本元の富裕家・資本家のバッシングにはおよびがつかないかもしれません。