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チャールズ・マレー 階級 断絶社会 アメリカ

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チャールズ・マレー 階級 断絶社会 アメリカ


    あからさまに言っちゃーうかばれないよというのが、この本の第一の感想です。これはプアー白人の問題だけではなく、年収の少ない私にまでも、ファールボールが飛んできて当たり、いささか痛みを感じたということです。要するに
IQの低い男は収入が少なく、それ故結婚もできないという事実が統計で出ているのです。アメリカのプアーな白人は白人というメリットもなくなり、プアーな有色人種並みになっています。性格までも変わってきていて、中学卒か高校卒の白人は、男では働く意欲もなくなり、女に依存して生きていて、麻薬など吸ってごくつぶしが多いということです。女では15,6歳から子供を産み、父親は紐みたいな男ですから、収入はなく、福祉に頼るしかありません。この福祉の金もごくつぶしの麻薬代に消えたりします。まあ悲惨な状況になっているということです。反対にIQが高い人は最低でも大学は卒業していて、修士や博士号まで持っている人が多い。おまけに収入も高く、結婚もIQの高いもの同士が結婚するので、必然的にその子供はIQの高い子供になっています。同じ白人種でも両者の間には接点がないという状況になっています。チャールズ・マレーはこれを断絶社会と呼び、アメリカが強国からどうしようもない国になるだろうと心配しています。どの時代も、どの国も、頭のいい悪いはベル曲線になっていて、極端にいいのと極端に悪いのは少数で大半は平凡な頭の持ち主なのでしょう。頭のいい人が指導者になるのは当たり前ですが、その指導者が今日のアメリカのCEOのように恥じらいもなく給料が何十億円、退職金が何百億円ともらうようでは、この国の先が思いやれるようです。現在アメリカのIQ高得点者はネロ皇帝になっていて、下々のことは考えることもできない状態になっているのです。何しろ幼少のころから同質のIQの高いクラスで過ごしているので、プアーな白人を見ることがなかったからです。

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