忍者ブログ

読書

ティム・ワイナー FBI秘録上

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ティム・ワイナー FBI秘録上


     ギャングなどの犯罪者を取り締まるのが
FBIだと思っていましたが、どうも設立当初から共産党をスパイする組織になっています。母親と一緒に住む生涯独身のフーヴァーがケネディ暗殺以後1972年病死するまでFBIの長官でいたのです。50年近くもこの職にとどまっていたのです。共産党の脅威がなくなると、政治家や事業家などスキャンダルのファイルを作り、それで相手をコントロールしようとしています。ケネディの女遊びはフーヴァーには筒抜けで、ケネディのFBI規模縮小に対して、これらのファイルをちらつかせて押しとどめさしています。この上巻ではそこまでいっていません。世界共産化に対してFBIの陰謀、テロ、謀略について書かれています。キューバからカジノを追い出されたギャングらの親分と協力してカストロの暗殺を試みようとしています。CIAと競合していたことになります。ダレスとフーヴァーとはそりが合わず、各自がばらばらに作戦を進めていたようです。太平洋戦争前には日本の海軍将校が機密軍事武器の設計図入手でFBIに逮捕されています。学歴は高くなかったが、同じ職場にい続け、陰険で盗聴などの違法捜査を積極的に推し進め、敵対者の弱みを握ってきたという人です。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R