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デニス・プレガー ユダヤ人はなぜ迫害されたのか

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デニス・プレガー ユダヤ人はなぜ迫害されたのか


     日本人にはまれでしょうけれど、もし自分だけが神に選ばれしもので、どのようなことがあっても神の恩寵にあずかり、他のものはたとえいい事があってもじきに衰亡していくのだと主張する男を見ると、なんだこいつはとおもうことでしょう。旧約聖書は絶えずこのことを言い続け、新約聖書のイエスはメシアではないとユダヤ教は考えているようです。このような考え方をする集団が他国に移住してくると、「国の中に国を作り」なかなか同化しません。

「(ユダヤ教への)忠誠心の厚さが、反ユダヤ主義の最大の原因となってきた。忠誠心の厚さがユダヤ人をこれまでアウトサイダーにし、最も重要なことは、それが非ユダヤ人の目には、非ユダヤの神、法律、民族的信義のせい正当性への挑戦であると映ってきたことである」

詩篇では、ユダヤ教以外の神は「口があっても話せず、目があってもみえない、耳があっても聞こえず・・・」と「非ユダヤ教の神々は信ずるに足るものではない」と言っているのですから、かつて天皇を神として崇めていた日本でも、ユダヤ教から出たキリスト教を弾圧していました。

おまけにユダヤ教には日常生活をするに至っての細かな律法があります。食べ物にも「カシュルート」というユダヤ式適正食物規定があります。これでは他の民族と一緒に食事することはできないでしょう。一緒飲み食いできないようでは、仲良くしようとしてもできないものです。

複雑な律法を小さいときから頭に叩き込まれていますから、自然と頭が良くなり、どこの国でも高学歴の人物を排出します。それらが経済、報道、政治など牛耳っていくようになるのです。アメリカの例にとると、「ユダヤ人の平均所得は全アメリカ国民の平均所得よりも72%とも高く、アメリカの民族集団の中で第二位の所得集団である日系アメリカ人よりも40%高い所得を得ている」貧乏じみた移民が瞬くまに金持ちになるのですから、怨嗟も伴って腹立たしさもでてくるのでしょう。

イスラム教徒と仲が悪いのは、ムハンマドのコーランをユダヤの律法学者が一々間違いを指摘したからです。ムハンマド、預言者、とんでもない、一介の与太者で、聖書すらまともに読んだことが無いのだろうと、ユダヤの律法学者は言っているのです。これによりイスラエルとアラブ諸国は対立したままです。

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