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トム・ウェインライト パッパノミクス 麻薬カルテルの経済学

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トム・ウェインライト パッパノミクス 麻薬カルテルの経済学


    アメリカの刑務所の動画を見ると、全身刺青をした男が運動場でバーベルを上げたりして体を鍛えています。突然ギャング同士、人種間で殴りあいも起こります。このようなところに日本人のようなカラの小さい人間は生きていけないでしょう。ギャングたちにとって刑務所は大学に相当するそうです。ここに入ることによって箔がつき、悪事の演習を履修することによって、もう一段高い犯罪を目指します。コカインの売人というけちな犯罪で刑務所に放り込まれても、何年後体を鍛え上げ殺人などへとも思わない屈強なギャングとして出て行きます。アメリカでさえこのようなものですから、メキシコ、中南米、コロンビア、ペルー、等々の国々では毎日ギャング同士が殺し合いをしています。おまけにギャング団と警察がつるんでいますから、どれを信じていいのかわからない国ばかりです。バスをジャックして乗客から金品を盗ろうとした強盗をバスの乗客が取り押さえたが、パトカーが来ると、強盗は優々と逃げていったということもあるくらいです。

これらメキシコ以南の麻薬カルテルは多国籍企業やマクドナルドやフランチャイズ店を真似て、国境に関係なく世界に麻薬を売りさばいています。いくら南米のコカイン畑を焼いても麻薬カルテルには痛くも痒くもありません。

トム・ウェインライトはアメリカの政策が麻薬の取り締まりだけに莫大な予算をかけているのが間違いであると言っています。いくら発見した密輸麻薬を焼却処分にしようとも、吸引者を減らさない限り意味がないのだと言っています。コカイン所持で捕まったものを刑務所に入れるのではなく、リハビリセンターを作り吸わないような教育に予算を投じるべきだと言っています。

アメリカでは大麻を吸うことが許されている州がいくつもできてきました。コロラド州では大麻入りチョコレートやビスケット、清涼飲料水までできています。大麻はいくら食っても死ぬことはないそうですが、大麻入りのビスケットを食った19歳の男の子がビルから飛び降りて死んだという事件もありました。これがラリッて人を殺したなどという可能性もありますから、マダマダ日本では大麻を吸うことは許されないでしょう。

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