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第二次世界大戦が終わっても、バルカン半島では諸民族の闘争が続き、ほんの20年前に沈静化したとあっても、凄惨な殺し合いの記憶が生々しく残っていることでしょう。街中でいろいろな民族が入り交わって住んでいて、この本の証言にも出ているのですが、34歳の女性が他の民族の19歳の男性とコーヒーも一緒に飲んだこともあるという親しい関係にあったものが、いざ戦いになると、その若い男にレイプされたそうです。普段では商店主の主人だったりする人が戦争ではお得意様を殴ったり、切りつけたり、殺したりしています。顔見知りでこのようなことが起こるなんてまさしく地獄です。このような経験をした人はなかなかその憎しみが消えないでしょう。小さなことで再び動乱が起こるかもしれません。日本では想像もできないことです。そうはいっても、朝鮮との関係もあり、関東大震災では朝鮮人の虐殺も起こっています。大いに反省すべきです。しかしバルカン半島のように民族を根絶やしにするといった徹底的なものではありません。現在では実業界、スポーツ界、芸能界で朝鮮系の人々が活躍しています。中にはヘイトする人を見ますが、昨今の欧米で見られるアジア人に対する暴力などありません。