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タイトル通りの結論です。しかし人間と家イヌがネアンデルタール人を刈ったのではありません。人間がイヌを使い、狩猟における革新的技術を発明したのに対して、ネアンデルタール人は相変わらず、待ち伏せ、忍び寄りの方法でしか狩をしなかったので、おのずと資源の獲得の量の差がついて、ネアンデルタール人の繁殖が抑えられ、自然衰退していったということです。コンピューターが人間の知力を増強したように、イヌの嗅覚は人間の狩りを容易にし、後には馬が人間の行動範囲を広げさせたのです。
寒冷化は何度も起こりましたが、ネアンデルタール人はそのたびごとに生き続けていました。しかし「約4万年前から3万2千年に」人間が狼を手なずけて家イヌにした頃から、狩猟の量の格差がついてきて、やがてネアンデルタール人は自然消滅したのだというのがシップマンの主張です。
これを読んで、つくづく自分の店のことを考えてみました。私はネアンデルタール人ではなかったのかと。親から引き継いで、親がやったことしかしていない。まるでネアンデルタール人ように、毎度同じやり方で、待ち伏せ、忍び寄りの方法でしか狩猟をしているうちに、周りはドンドン変わって行き、人の嗜好も変わり、立ち飲み、立ち食いの店もでき、かつて店に来た人々もトシを取り、出てこなくなり、そうかといって若者は保存料一杯の食品で味が変わり、私の店にはなじみがもたれない。
貧すれば鈍すということで、私にはもはや何の案もつきません。ネアンデルタール人のように自然消滅するほかないようです。