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松田忠徳 知るほどハマル!温泉の科学

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松田忠徳 知るほどハマル!温泉の科学


        猿だって温泉に入ることを知っている日本列島は、ありがたいところでもあり、また怖ろしいところでもあります。三つのプレートがせめぎあっているところで、そのせめぎ合いで地下水が温泉になったり、マグマが地表に上がってきて、それが地下水を温泉にしたりしています。プラスがあればマイナスがあるように、地震や火山噴火がいつおこるともわからない。このようなところに超高層ビルなど建てていいものか、一歩間違えれば大惨事になる原発をたくさん作っていいものか、わかりません。

温泉と言ってもまがいものの温泉があるようです。温泉地の原湯をタンクローリーで運んできて、それを循環風呂にして、一週間も、ひどいところでは一ヶ月も水を替えないで、不純物をろ過し、再加熱するところもあります。これでは温泉の効果はでてきません。温泉でなくても再循環風呂はスーパー銭湯などでもやっているようですが、不適切な管理では、かえって健康には悪いものになります。

若者の中にはシャワーだけですます人が多いようですが、松田忠徳は警告しています。シャワーでは水道水の塩素が気化しやすく、おまけに体が温まらないので、清潔にはなるがかえって健康にはよくないと言っています。やはり湯船に浸かり、体を温めないといけません。がん細胞は35度ていどで一番活発に増殖します。40度近くなると死滅するそうです。やはり体を冷やしては免疫が落ちるようです。秋田の玉川温泉はガンまで治るという噂もあります。温泉の湯や蒸気に蒸されると、体もリラックスできて免疫も高まるのでしょう。

昔は湯治と言って温泉地に一ヶ月も浸かりきって持病を根治したという習慣がありました。体の病気だけではなく、頭の病気も温泉は効くようです。ドイツでは温泉療法に保険の適用があります。日本ではありません。ぜひ法律を改正して、温泉に入ることは贅沢ではなく、療法として保険の対象にして欲しいものです。

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