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大統領の大概の妻たちははやくホワイトハウスから立ち退きたいという気持ちをもっています。ファーストレディーを楽しんだ人はまれです。政敵からの非難中傷で神経がズタズタにされます。政敵からだけではなく、上流の女からも品がないとか、陰気だとか、ファッションがなってないとか批評されます。戦後ちょっとした頃までアメリカの女性は結婚し、子供を生み、家庭を心地よくするというのが模範でした。キャリアーを積んで仕事で成功するという気持ちははなからなかったのです。しかし旦那が大統領選に出馬するとなると、その妻も旦那と一緒に各地を回らなくてはなりません。妻の印象で投票率が変わってくるからです。いかに妻が旦那に尽くしているかを示していることが好印象につながります。模範的な妻からかけ離れている妻はニューディールを行なったルーズベルトの妻エレノアとクリントンの妻ヒラリーくらいしかいません。ヒラリーですらクリントンが不倫疑惑で絶体絶命の時良妻賢母を演じてこの危機を乗り切っています。
我々に馴染み深いジャックリーヌ夫人ですが、ケネディと結婚している時に、フランスのドゴール大統領がいみじくもこう言っています。
「本当にユニークですね。私には彼女が十年ほど後に、ギリシャの石油王、億万長者のヨットののっているのがみえますね」
まさしくこの予言はあたりました。大金持ちの娘であったので金の使い方が荒く、ケネディもあきれていたようです。