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大野芳 セカンド・ベスト

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大野芳 セカンド・ベスト


    老いて病気になったらどこに行くか、この本でのセカンド・ベストは養老院です。家族で見守るのがベストですが、ボケやら病気になった老人を介護するには家族だけではできません。昔のように大家族なら世話する人間もいるかもしれませんが、核家族となると、長男の妻ということになります。最近は離婚も多く、結婚もできない男も多くいます。介護のために仕事もできなくなり、行き詰まる人も多い。大方の人が金のかからない養老院に入ることができなくて、放置されています。金のかかる養老院は一部の金持が入ることができるだけです。我々団塊世代もそろそろ病気持ちや痴呆になりかける年代です。私も何とか仕事をやっていける状態ですが、いつ何時寝たきりや痴呆になるかもしれません。安い老人ホームでも何千万円もいり、月々何十万円もかかります。国民年金では払えそうにもありません。先のことは考えないようにし、ぽっくりと死ぬことを願っています。衰退期に入った日本ではもはや老人たちに手厚い看護はできないでしょう。そうならばこのコロナ災禍では自粛を一切やめ、スウェーデンのように今まで通りの生活をし、免疫の弱い人がかかりやすいのですから、老人は一掃されます。パンデミックとは地球の掃除だといえないこともない。過剰な人間は養い切れないのですから、定期的に淘汰する必要があるのでしょう。無理に操作すると1990年代からの日本の経済のように「失われた何十年」になるかもしれないのです。ここに至って我々団塊世代は「姨捨山」を覚悟しないといけないようです。我々は楢山節考のおりんのように石で自分の歯を折り、飢餓覚悟で山にこもったり、あるインディアン部族のように、一人カヌーに乗って大海原に向かって一人死の旅にでないといけないようです。

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