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松本哉 鈴木謙介 さよなら下流社会

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松本哉 鈴木謙介 さよなら下流社会


     偏差値の高い大学を出ていないとまともな生活ができないようになっているようです。それ以外は低い賃金の中小企業で働くか、非正規雇用かパートで働くか、自営するしかないようです。自分の好きなことをして食っていける人は極少数です。この本では好きなことをして生きている人を紹介しています。しかし豊かさで満ち溢れているものではありません。ギリギリの生活をしている人が多い。「さよなら下流社会」といっても実質的には下流社会に属していますが、精神的に音楽、芸術、慈善を通して生活苦に明け暮れる貧民層からの脱出を願っているのでしょう。

コロナの影響で倒産・廃業する企業や個人商店が多い。日本も一部の大金持ちと大多数の貧乏人という社会になっているのでしょう。日本人はおとなしいから暴徒化しませんが、本当に食えなくなると暴徒化します。このたび10万円を出しましたが、将来毎月10万円をだすベーシック・インカムという制度ができるかもしれません。暴徒化して商店のウィンドウを壊されたり、基幹インフラを破壊されたりするよりは、月10万円を支払っておとなしくしてもらったほうが経済的にも効率がいいのではないでしょうか。月10万円あれば何とか食えるだろうから、あとはギターでもひいたり、もっと稼ぎたいならアルバイトもして閑な時間を潰せばいいだけです。間違っても街に出て商店を略奪しようとはしないでしょう。

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