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マイケル・ジャクソンもマイク・タイソンも訴訟社会のアメリカでカモになっています。何やかやといちゃもんをつけて、カネをむしりとろうとする輩が多すぎます。日本もその傾向になりつつありますが、アメリカほどではないでしょう。特に最初の妻ロビンとその母親ルースはひどいものです。タイソンを「カネのなる樹」だと思っている節があります。タイソンの話が本当とすれば。威張りちらして、銀行や投資会社に行きタイソンのカネを引き出しています。これを見ると、日本で文化勲章を受章しているとき、後ろに立つ日本の妻が、こんな木偶の坊を私がこんなにしてやったんだというところがちょっと見えたにしても、まだまだ慎ましいところがあります。また意図的にタイソンに近づき、タイソンに強姦されたと訴え、賠償金を取ろうとしています。実際タイソンは強姦罪で服役を余儀なくされています。
最初のコーチ・カスはタイソンに「大金を稼げば、たくさんの女をもてて幸せになれる」と言っていました。そのためには練習して強くならねばならぬと言うだけです。強くなり、大金が入り、女がたくさんできて、その後どうなるかは言っていません。鮮烈なデビューした後カスは死んでしまいます。その後詐欺師のようなプロモーターがつき、タイソンからカネをむしりとっていきます。タイソンも派手につかいましたが、最終的には莫大な借金が残った状態になっています。タイソンは酒やコカイン、麻薬、女にのめりこみます。練習をおろそかにし、太り、やがて格下のボクサーにも負けるようになります。
多くのボクサーがチャンピオンから脱落してから、老年悲惨な状況になっている人が多い。一歩間違えばタイソンもそうなっていたかもしれません。子供が一人死んだことで、覚醒します。平凡ことですが自分の次世代のことを考え始めてのことです。でたらめでは次世代は育たない。タイソンが育った環境では多くの男がギャングや麻薬の売人になり、若くして殺されたり、病気なったりして死んでいます。タイソンの母親はタイソン継父に煮えたぎった熱湯を頭からかけるという方法でしか愛情を表現できない女性でした。この継父はナイフを持って妻を追いかけるといった男です。タイソンも盗みやかつ上げを少年時からやっています。少年時代の生きかたも、チャンピオンになってからの生きかたもある面同じような生き方だった反省しています。
「昔は華々しく派手なことばかりやりたがった。だから一文無しになったんだ。栄光、栄光、栄光、そればっかりを求めていた。名誉を勝ち取ることだけが目標だったが、時が経つにつれて、名誉は勝ち取れるものではなくて、失うものでしかないということに気がついた」
たまたまゲストででた映画ヒットし、タイソンは俳優として生きていきます。それに講演会などを開き、それでカネを稼いでいます。一回のファイトで何十億稼ぐということではなくなりましたが、妻キキと子供たちと幸せに暮らしています。そうしてタイソンの一番の趣味は本を読むことだそうです。今読んでいる本は「世界最高の手紙:古代ギリシャから20世紀まで」です。ナポレオンがジョゼフィーヌに送った手紙をみて、タイソンはかつての悪妻ロビンを思い返しています。