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人相学もまったく非科学的であるといえないようです。ハーテンステインは大学の卒業アルバムの写真数百枚から、「満面の笑み」(本気の笑い)の人は、「さほど笑っていなかった人」と比べて、離婚率が5倍も少なかったということを確かめています。
顔の筋肉には意識的に動かせない筋肉があるそうです。感情によってしか動かせない筋肉です。よくいわれる「目が笑っていない」という表情です。心から喜んで笑っていないから、目の辺りの筋肉が硬直しているからです。エクマンという学者はそれを「信頼できる筋肉」といっています。プロ野球の選手が薬物を使用したかどうかをインタビューされた時の映像から、エクマンはたった一秒の「微表情」・口角の一方が引きつる表情から選手のウソを見抜きました。スローモーにすればわかりますが、そうでなければ見逃しています一瞬の表情です。アメリカの警察当局は被疑者を尋問する時同時にビデヲカメラを回しています。分析官があとでスローモーにして、「信頼できる筋肉」を調べているのでしょう。
性格が顔の表情を作るというのは間違いなさそうです。朗らかな人は毎日その方面の顔の筋肉を使っているので、目じりに皺ができてきます。人相学では目じりの皺の多い男は艶福家だといわれています。女が好きで、また女も寄ってきます。その点私はよく笑っているようですが、目じりにはこのトシになっても皺はなく、いまだに女がすり寄ってくるということはありません。心から笑ったことはなく、また目と眉の間が狭いのは貧窮者の相といわれています。
またこの本では殺人者の顔相も提示しています。男では横幅は広がればそれだけその傾向が強いという統計が出ています。それは男性ホルモンのテストステロンが多く出ればそれだけ顔幅が広がることによります。でもこれは攻撃性を誤った方向に使ったためで、いい使い方をすれば、横幅の広い社長は横幅の狭い社長より多く会社の業績を伸ばすということもあります。