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去年12月に韓国の釜山に旅行した人がいました。円安で1万円が9万ウオンしかならなかったといっています。2,3年前私が韓国に行った頃は1万円が13万ウォンでしたから、ずいぶん円も落ちたものです。
台湾では1元が3.51円だとこの本では書かれています。台湾で有名な小籠包は街中の店で110元だそうで、400円くらいなので、そんなに高いとも思われません。スーパーで買えるインスタントラーメンも70元くらいですから250円くらいになります。円高の時と比べると高くなっているようですが、日本でも餃子一皿400円くらいするのですから、台湾も日本と同レベルになったということでしょう。
それにしても急に円が安くなったのでしょう。これでは海外旅行するメリットがなくなります。円の下落は日本人の下落ととらえられましょう。円高の時には威光を放っていた日本人は今や多重債務者で窮乏する人間のように思われます。もはや海外旅行などいかれません。このような本でも眺めて、その気分に浸かるしかないようです。
円高で国家が潰れることはないと、だれか有名な経済学者が言っているような気がしますが、では円安では国家は潰れるのかという不安が起こります。いま石油が安いので何とか持てているような状況ですが、石油が高くなると日本はどうなることでしょう?何もかも値上がって、家庭も商売もやりにくくなっています。円高の時は不景気が続き、いま円安の時代でもそんなに景気が良くなったと思えません。消費税も上がりますますみんながカネを使わないようになってきているように思えます。