忍者ブログ

読書

マニート・アフジャ 40兆円の男たち

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

マニート・アフジャ 40兆円の男たち


     プロをも負かす将棋ソフトができて将来棋士の職業が脅かされていますが、この本を読んで新しい就職先を見つけました。アメリカのファンドマネージャーにはチェスやポーカーの名人が多くいるのです。将棋世界では1億円以上もらっているのは一人か二人くらいですが、アメリカのファンドマネージャーは「数百億円から数千億円の報酬」だそうですから、今からは小さいときから将棋の駒をにぎらさないで、日経新聞の株式欄を見るように仕向けたらいいかもしれません。しかし将来どうなるかはさっぱりわかりません。このファンドマネージャーの仕事すらコンピューターに取って代わるという予想があります。

私も今年から株をやり始めました。銀行の預金の利子よりは少しはましなものとおもってやりはじめたのですが、このところの株高になっているにもかかわらず、トータル的に1万円くらい損をしています。将棋も何年間もやっても高段者になれないくらいですから、この株の世界で必要な博才もないのかもしれません。

ファンドマネージャーは不景気になっても利益を出しています。倒産しそうな株を買って儲けるという話など私にはどうなって儲かるのかわかりません。以前ホリエモンとか村上世彰などが会社経営者に質問状など突きつけたりしていましたが、両方とも逮捕されています。日本ではあまり派手なファンドマネージャーの態度は快く思っていない人が多くいるようです。アメリカではこれらファンドマネージャーたちがリポートを出し、会社経営者のいたらなさを発表しています。中には会社社長に私生活にまで言及し、「エビのカクテルをつまみ、冷えたゲヴェルツトラミネールのワインを飲んでいましたね」と会社の不振にもかかわらず贅沢で怠惰な生活を糾問しているレターを出しています。まるで総会屋のようなこともしています。日本の総会屋はそれによって会社から金銭をせびり取るのですが、アメリカではこのようなレターやリポートから会社の変革やリストラを促し、今期の利益が出せるような体制を作り、それによって投資したファンドが儲かるような仕組みになっているようです。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R