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この本を見ると、ヨーロッパやアメリカの人たちばかりで、やっとヒモ理論で大栗博司という日本人の名前が出てきます。16世紀から20世紀まで、数学者の巨人はそれらの地から出ているだけで、アジアやアフリカから一人も出ていません。火薬や紙を発明した中国もこれと言った数学者は出ていないのです。だから世界の覇権もスペイン、ポルトガル、オランダ、フランス、イギリス、アメリカと渡っていったのでしょう。この流れを見ると、ユダヤ人の迫害とつながります。ユダヤ人を締め出すと、その国は衰退し、逃げのびたところの国が繁栄し、またその国がユダヤ人を迫害し締め出すとまたその国が衰退し、第二次世界大戦ではアメリカに多くのユダヤ人が亡命します。それが現在のアメリカ優位の状態になっているのかもしれません。アインシュタインもゲーデルもドイツやオーストリアから逃げてきたのです。紀元前に古代ローマ帝国によって流浪の民となったユダヤ人は、生きる術としてユダヤ語以外に何ヶ国語もマスターし、金貸し業以外に商売することを許されなかったので、金利について計算ができ、それらによって緻密な頭が形成されたのでしょう。これからの日本人は日本語以外に数ヶ国語をマスターし、プログラミング言語と数学の言語もマスターしないとGoogleに追いついていけないでしょう。