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マーティン・ファクラー 本当のことを伝えない日本の新聞

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マーティン・ファクラー 本当のことを伝えない日本の新聞


    NHK
の放送で、残業規制によって残業代が入らないため、マイホームローンが払えなくなったサラリーマンが多くなったということをやっていました。50代近くのアナウンサーが取り仕切っていました。NHKの職員の給料の高さはよく言われていますが、この男性アナウンサーは2000万円近くもらっているでしょう。このような人に、年収400万のサラリーマンが月4,5万の残業代がなくなって困窮していると、いかにも同情しているフリをして言ってもらいたくないものです。総じて新聞社やテレビ局のマスコミ界は、有名難関大学を出て、30歳を出る頃には1000万円を超えています。アメリカの場合、一流のジャーナリストの年収は736万円(1ドル=80円この本の出版2012年)で、地方紙レベルの記者では年収300万円程度です。アメリカの新聞記者はどんな記事を書いたかを示して、転職していくそうです。終身雇用の日本の記者は記者ではなくサラリーマンだと言っています。これらが仲良しクラブの「記者クラブ」を作り、同じ有名難関大学での官僚や大企業の同期生と馴れ合って、決して他を入れないようにしています。このようなことだから批判精神は生まれようも無く、アメリカではこのような記者は「アクセス・ジャーナリズム」と馬鹿にしています。最近「上級国民」が話題になっていますが、これら難関大学出が作り出すエリアには「官尊民卑」の精神がはびこり、いい思いをするのが当たり前だという「上級国民」の驕りが高まっているのでしょう。

私は何十年前から新聞をとっていません。単に収入があまりないので、止めただけですが、このような貴族社会がもたらす情報など何十年もさらされていなかったということは、これらに毒されていなかったということでいいことだと思われます。NHKに対しては、この前視聴料を払いたくないのだと電話してみたところ、テレビを古物商に売り払って、その証明書を付けて出してくださいとの返事がありました。今頃はNHKだけ写らないテレビがあるそうですが、それではいけないのでしょうか?

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