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森永卓郎 「価値組」社会

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森永卓郎 「価値組」社会


       2007年サブプライムローンの破局から、世界金融不況が継続している2009年に出版されています。小泉政権から構造改革がはじまり、格差が広がってきた時代です。金を動かして莫大な富を得るのが「勝ち組」と称していました。森卓はこれに対して「価値組」という、音素は同じだけど、意味は真反対な生き方を示しています。六本木ヒルズの派手な生き方、乱交パティー、数万のディナー、ランボルギーニといったものから、秋葉のメイドカフェ、時間切れの100円の弁当、ミニチュワカーにシフトし、慎ましい生活の志向を提案しています。要は収入の少ない人は見栄を張って生きてはいけないということです。

江戸時代では職人は費に、5時間働くだけで生活できたということです。その代わり家は借家で、布団などリースでもあったということで、ほとんど持ち物はないという状態でした。余った時間は、「物真似教室」や「駄洒落教室」に通ったり、農民は閑な時は剣道など習っていたそうです。そういえば、幕末の剣豪。近藤勇も農民出身です。

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