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メアリー・エレン・オトゥール 危険な人物の見分け方

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メアリー・エレン・オトゥール 危険な人物の見分け方


          残念ながら直感で「危険な人物」かどうかを見分けることはできないとオトゥールは言っています。殺人現場に行って、直ちに犯人像を言い当てるという、ドラマや映画などで出る鋭敏な探偵や捜査官など現実にはいないに等しい。オトゥールがFBI心理分析官として仕事のやり方は、犯人と思われる人物に接触し、対話しつつ、その中から徐々にその人の性格のパターンを抽出していくという方法をとっています。ある連続殺人鬼の男は自分の子供を車に乗せ、獲物の売春婦を漁り、殺していました。この男は地域の世話人でみんなから尊敬されていた人物です。何十年も犯罪を行いながら捕まりませんでした。このような犯罪をするのは気が狂ったものと思われがちですが、いたって正常でただ人を殺すのが楽しいということが常人と違っていただけです。また死姦する趣味も持っていて、埋めた死体を掘り出し、陰部にたかったうじ虫を除けながらセックスしたそうです。

連続殺人者は急に連続殺人者になったわけではありません。初めは手探りの時代を経て、それから自信を持ち、本格的に人を殺し始めます。はじめは女性の下着を盗んだりしています。それからレイプに成功すると、歯止めが利かなくなり殺人にまで直行します。また学校などで銃を持って無差別に殺す男は、もともと「インジャスティス・コレクター」というものがあり、長年の間に被害妄想を高めていくタイプもいます。一種の花粉症ととらえられ、被害妄想が一定の敷居を越すと、一気に破壊願望の症状が現れるということになります。こういう傾向のある男を調べるテストがあるそうです。

外国人が日本に来て、電車などで寝ている人を見てびっくりしています。ニューヨークの地下鉄では寝ている人はいません。寝ていたら財布を取られたり、命だって保証できない危険な状態だそうです。いまからゴールデンウィークが始まりますが、海外では平和ボケの日本人を狙う犯罪者が手をこまねいて待っています。日本での常識は海外では通じません。

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