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日本の帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの第三番目の妻は驚いています。85歳にならんとしているライトは毎日3回もセックスを所望するというのです。妻は医師に相談して性欲を弱める「硝石」を渡されましたが、妻も好き者であったのでしょう、「彼を弱らせて、あのすばらしい喜びを奪ったりすることは、私にはとてもできなかった」と言って、彼の要望にこたえています。ライトの若い頃、施主の夫人と不倫をし、ヨーロッパへ逃避行しています。フロイトの理論によると、性欲を昇華させて文化なるものが生成されると言っていますが、ライトは強引に直接自分のペニスで建物の設計を描いたといえるでしょう。建築の才能がなければ連続レイプ魔になったかもしれません。天才とはやはり凡人とどこかが違うようです。しかし詩人ではない小説家などは案外凡人が多いのかもしれません。原稿用紙何万枚もの小説を書くのは詩人のように一瞬の激しいミューズにとらわれることはなく、まるで企業のように毎日不良品を出さないようにコツコツ努力する人間が大成するようです。
スタイロンは自分の部屋に小説の神様フォロベールの言葉を飾っていました。
「生活においてはブルジョワのように行儀よく規則を守れ、そうすれば仕事においては暴力的で独創的になれる」
その反対に数学者は常人とえらくかけ離れた人が多い。ボロをまとって世界の数学者の家を泊まり歩いたエルデッシュは、寝る時間はたった3時間で、アンフェタミンの錠剤を呑み、濃いエスプレッソを何倍も飲んでいたということです。
「数学者はコーヒーを定理に変えるマシンだ」
欧米の天才たちの共通したものに散歩があります。散歩中に独創的な考えが閃いたと言っています。日本では昼間にぶらぶらしていたら変な目で見られます。仕事をしていないのかといわれます。仕事をしていない若者はコンプレックスから自宅に引きこもっています。この際仕事のない若者やそうでない者も恥ずかしがらずに日中ぶらぶら街中を散歩すべきです。犬も歩けば棒に当たるというではないですか。痛い目に合うこともありますが、すばらしいチャンスを掴んだり、思いも尽かないアイディアを得ることだってあります。