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一青妙 わたしの台南

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一青妙 わたしの台南


         一青妙と書いて「ひととたえ」と読みます。台湾人の父と日本人の母との間に生まれた子です。父親は「顔家」で、これは孔子の弟子の顔回にまでたどり着きます。学者の顔回から2000年後、17世紀に福建省出身の顔思斉なるものがいて、倭寇などと組んで海賊をして、台湾に拠点を築いたのです。これが顔家の直接の先祖となるようです。学者と海賊の血は、多分妙をして歯医者にもならせ、浮き沈みの激しい俳優にもならしています。父親は基隆で鉱山を経営する一族で、台湾では5大金もち家族の跡取りで、戦前派日本で教育を受け、戦後台湾に帰りましたが、何やかやで、日本人女性と結婚し、二女が生まれ、その一人が妙ということです。妹も日本で芸能人をしています。国際結婚はいろいろなトラブルもありますが、遠く隔たったDNAの合成は今までにない才能を形作ることがあります。最近スポーツ界でよくみられますが、黒人系の日本の子弟が活躍しています。アラブ系も白人系もよくテレビで見かけるようになりました。日本人の男もフィリッピンや東南アジアで、騙されたりもしていますが、子供を作り置きして、逃げさる不逞を行なっているものも多い。少子化なのですから、これらの子供たちは難民としてではなく、国民の一人として、来たがっているものには日本に来ることを許可することが必要ではないかと思われます。今までは純粋性を重んじてきましたが、今からは多様性の時代かもしれません。ヘイトスピーチなどは時代錯誤も甚だしい。かつて大横綱の大鵬もアイヌかソ連人の血が混じっていました。スタルヒンという巨人のピッチャーもソ連系です。今アメリカで活躍しているダルビッシュもイラン系だそうです。ヨーロッパの王家でも証明されていますが、同じもの同士の混合は病気や衰退をもたらします。雌雄に別れ、その遺伝子をシャッフルすることで多様性をもたらそうとする自然の摂理に反することをやっているから、おかしくなるのです。何とも台南とは関係ない話になりましたが、毎日同じことの繰り返しでは、新しい発想など出来ない相談です。やはり旅でもして気分を一新しないと、いいアイディアなど思い浮かべそうもありません。このような旅エッセーを読むことで、かすかではありますが、固着した状態を軟化することが出来るかもしれません。

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