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霞ヶ関の官庁にはそれぞれ記者室というものがあり、大手メディアだけに、使用を許されています。いわゆる記者クラブというものです。「デスク、電話、FAX」などが据えつけられ、年間費用は上杉の試算では130億円もかかっています。すべて税金から捻出しています。フリーの記者など使えません。ここでも金持同士馴れ合って、自分たちの行為をおかしいとは思いません。偏差値の高い大学を出た大手メディアの職員や官僚はこれらを享受するのはあたりまえだと、思っているフシがあります。上杉はこれを「官報複合体」といい、官僚から出た文書を記事にするだけで、どのメディアも同じような記事になっていると言っています。おまけに官僚は気の食わない政治家などの秘密をわざと漏らしたりして、評判を悪くする術にたけています。世の中を動かしているのは自分たちだと内心思っているのでしょう。大手メディアの記者たちも広告主の電力会社を悪く言われません。自分たちの飯の種を慮って、先鋭な批判などできないのです。このようなことをやっているから、「記者の質」は毎年低下の一途をたどっているようです。どの新聞も「官報」と変わりなく、「自ら取材に赴き、検証を加えて記事にする」ことがないのですから、官僚たちの高品質のスピーカーになっているということになります。
YOU TUBEで上杉らフリーランスの記者たちが主催した・政治家の小沢一郎の記者会見がありました。その中で読売の記者が他社の記者を押しのけて、ひとりマイクを握り締めて質問を続けているシーンがありました。あとで上杉と言い争いになりましたが、この読売の記者はあからさまにフリーランス主催の記者たちの記者会見をぐしゃぐしゃにしてやろうという意図がありました。この読売の記者は上杉から社主の正力の自伝など書けよと言われていました。恐ろしくて書けないでしょうが・・・。