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「一度目は映画を見たときに。二度目は映画を評したときに。あ、三度目があった。三度目は他人の映画評を読んだ時に。この人はこんなことを言っているけど、ピント外れね、あら、ここわたし見逃していたわ、うう、つっこみどころ満載」
私はパソコンで映画を見ていますが、始まる前はワクワクします。ライオンが唸ったり、サーチライトがぐるぐる回ったり、日本映画では岩に波がぶつかるシーンで期待がたかまります。が、最近歳をとったせいか、めったに感動することはありません。大人気のディズニー「アナと雪の女王」を見ても、何だ、これしきのもので大騒ぎするのかと、思ってしまいました。ストーリーは無限にあるが、結局男と女の問題に尽きているのです。人間長くやっていると、人間が「ウザク」感じられます。いっそのこと微生物が主人公の映画を見たいものです。雌雄の区別がつかない微生物かウィルスが活劇をする映画を見たいものです。世界は広いですからこのような映画もできているかもしれません。エボラ出血熱の病原菌の、成長して大人になっていく、「ビルドゥングスロマン」などは、映画「ランボー」以上に破壊的で、最近のエーズ菌のように人間に飼いならされた日和見的な菌をきれいに一掃してくれる爽快な映画ができるかもしれません。
上野千鶴子はまたボケ老人の監督がボケ老人映画を作ってはどうかと提案しています。これもシュールな映画になるでしょう。エンドは監督が死んだときになるかもしれません。高齢者時代映画は老後の楽しみの一つには間違いありません。