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下川裕治 「生きづらい日本人」を捨てる

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下川裕治 「生きづらい日本人」を捨てる


          これは読んだことがあるなと思い思い、最後まで読みました。パソコンの中身を検索して、2014年の2月にこの本の表紙などを写したファイルがありましたが、読書備忘録には感想文がアップされていないようです。タイでこじきをしている日本人のことを知って、情けないことだと書いた記憶があるのですが、形として残っていません。70を目の前にしてボケが進行しているようです。あと10年も経つと日本は私たち団塊世代のボケ老人が確実に増えると予想されるので、もし私が生きていたとするとどのような状態なのか、はなはだ心もとない気持ちになります。

この本の出版が2012年12月ですから派遣社員も増え、日本全体がギスギスした状態であったのでしょう。このような日本を飛び出し、生活費のかからない東南アジアに移った人も多かったでしょう。それにしてもこの頃から日本は陰り、かつてに威光はありません。統合失調症の男はタイの女性と結婚して、昼間ひなたぼっとしているので、現地人の子供から「バカ」と言われています。日本人は「黄色いバナナ」と言われていて、顔は黄色いが皮をむけば白いということで、白人のように金持だと思われています。しかしタイのコールセンターでは現地人と変わらない給料で働いている日本人もいます。食えなくなって本を万引きし、捕まった日本人ホームレスもいますが、かわいそうに思われたのでしょう、釈放されます。このホームレスは捕まって刑務所に入れられ、雨露をしのげ、食事が与えられると期待したのですが、豪雨の中に放り出されました。今もベンチで寝ているかもしれません。

きのう動画でタイのポップな歌手を見ましたが、なかなかの美人で、うしろで踊るダンサーもスタイルがよく、かつてベトナム戦争でみた、ボロをまとってやせこけた人々とは大違いです。もはやこの東南アジアの国々も日本を追いつきかけているのかもしれません。そのうち追い抜かれるでしょう。やがてからゆきさんが復活し、ボケ老人ばかりの日本を見捨てて、エネルギッシュな男たちがいる東南アジアに大挙して渡航するかもしれません。

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