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この本が出来たのが2013年12月31日です。それから今は一年と半年が過ぎています。今のところ株価も高水準に推移し、円安は123円になっています。やがて1997年のように円が145円になり、消費税導入によって景気が冷え込み、それによってアジアの通貨危機が起こり、株価も9000円を割り込むようになると言っています。黒田日銀はこれに対しますますの緩和策をとり、じゃんじゃんと一万円札を刷り上げます。円安が止まりません。これによってアジア地域の「破滅的な経済・金融危機」を招くことになります。
今の株高も円やドルを刷り上げて有り余ったお金が株に流れ込んでいるだけです。株価は個々の会社の実態を表しているのではありません。世界の株取引はカジノ化しているのです。みんないつ売れ抜けるかを窺がっています。使い切れない有り余った金で金持たちはギャンブルしているのです。貧乏人がなけなしの銭をつぎ込んで株を買っても勝てるわけがありません。貧乏くじを引くのはいつも貧乏人です。
Youtubeで資産210億円もある28歳の男をやっていました。学生時代160万円ではじめた株取引で、10年も経たないうちに資産を210億まで増やしたそうです。他人の発注ミスで一時間のうちに20億円ももうけた男です。秋葉原でビル二件も買い、億ションのマンションにすんでいますが、昼食はカップラーメン、夜は近くのうどん屋で食べ、ほとんど一日中パソコンの前に座って株の売買をしています。物ほしそうな女のタレントが恋人はいないのかと聞いていましたが、この男がいないと言うと、この女性タレントはミニスカートを上げ、欲しげもなく自慢の大腿部を見せるように座っていました。このようなものを見ると、私ははやく恐慌がやってくればいいのにと思ったほどです。とはいってもこの目ざとい男は早めに察知して、被害を最小限に留めるでしょう。反対に大儲けするかもしれません。株価が上がろうが下がろうか儲かる仕組みがあるそうで、多分クリックの速さで儲けを引き出すのでしょう。
よくよく考えてみると、恐慌になって一番困るのは金のない私のような者だと気づきました。いまのところ「アベノミクス」は破綻まではいっていないようですが、著者が言う「アベコベミクス」にならないように願うばかりです。