忍者ブログ

読書

中野剛志 日本の没落

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

中野剛志 日本の没落


    シュペングラー「西洋の没落」の解説本です。日本も西洋先進国の端くれで、最も遅く来たものが、最も早く没落しそうです。国にも「春夏秋冬」があり、先進国は一様に冬の時代に入っているようです。グローバリズムがはびこり、グローバルシティの出現と、地方の疲弊、少子化、格差の拡大、ギャンブラー金融が世界を牛耳ります。政治もギャンブラー金融の手先になります。日本がデフレでにっちもさっちもいかなくなったのは、小泉首相ときの竹中平蔵の経済政策からです。グローバリズムの推進で、郵政を解体し、国民の貯金を国際金融ギャンブラーに差出し、賃金を抑制し、非正規雇用を増やし、その分富裕層や金融界が持っている債権が値上がりして、大多数の貧乏人を尻目に、一部の大金持ちは美女を満載した豪華ヨットでクルージングを楽しんでいるということになっています。小泉の息子・進次郎も農協を解体し、世界の巨大企業モサントに日本の農業を売り払おうとしています。やがて日本の農民はモサントの悪名高い農薬と、遺伝子組み換えの種子を毎年買わないといけなくなるようです。進次郎もコロンビア大学中にグローバリズムの洗脳を受けて、その手先になっているようです。これら「上級国民」である人間は日本人であっても日本について考えることはなく、自分らが属するグローバリズム世界の「上級地球人」としての考えをもっていて、遺伝子組み換え食品で日本人ががんになろうが、そんなことはどうでもいいように思っていることでしょう。

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R