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嫌韓論が渦巻いている今の日本で韓国擁護論を出すのは勇気にいることです。白人と黒人との見かけの違いはあまりないのにもかかわらず、こうも仲が悪いのはやはり積年の関係があります。記録に残っているのでは4世紀「広開土大王碑」というものがあり、高句麗の王が百済と結託して新羅に進入してきた倭を破ったとの内容です。その後朝鮮は中国やモンゴルに戦いに敗れて、属国になっていますが、日本に対しての憎悪をそれらの国に抱いていないようです。李朝朝鮮の王は中国の使者が来ると、西大門に出向いて、額ずいて叩頭します。誇り高い朝鮮の王がたかが使者にこのようにまでもへりくだらなければならなかったのにもかかわらず、現在の韓国の大統領・パク・クネは同胞である北朝鮮よりは中国に擦り寄っています。モンゴル帝国には王族の娘を差し出して、同時に貢物をして、ゆるい統治を願っています。いずれにしても中国やモンゴルとの戦いで多くの朝鮮人が死んだにもかかわらず、日本に対するほど憎しみを持っていないようです。戦国時代の「倭寇」、豊臣秀吉の朝鮮出兵、明治以降の朝鮮統治に原因があるようです。インドも永らく英国の植民地でありましたが、韓国のように宗主国にたいして憎悪を持っていません。日本人には他国の人民に腹を立たせるような独特な性格を有しているのでしょうか?台湾も日本の植民地でしたが、韓国ほど日本人を憎いと思ってはいません。中国ではかつて周恩来がいて、「わが国は倍賞を求めない。日本の人民もわが国の人民と同じく日本の軍国主義者の犠牲者である。倍賞を請求すれば、同じ被害者である日本人民に払わせることになる」とありがたい言葉を言ってくれていますが、今の中国の共産党の二代目、三代目の苦労知らずのお坊ちゃん、お嬢ちゃんにはそのような寛容な精神はなくなっています。
二日市 壮はもう一度日本は心から韓国に謝り、韓国の請求権も理にかなったものは支払うべきだと主張しています。スペインはアステカ王国に一度も謝ったことはなく、イギリスはインド、アフリカ、中東、中国で悪辣なことをしましたが、これも女王が悪かったと言ったことはありません。アメリカもベトナムやその他諸々の地域で戦闘をしていますが、なにしろ正義の戦いをしているのだと確信していますから、謝罪など一切ありません。もちろん日本に対しても原爆のことですまなかったとはいっていません。それよりは原爆によってはやく戦いが終わって、犠牲者を少なくしたと自画自賛しています。
そうはいっても隣国同士仲が悪いのはよくありません。冷静になり、聞くべきことは聞き、不理尽な要求にはノーを言わないといけません。また最近の在日に対するヘイト・ヘイト・スピーチをやめさせなくてはなりません。アメリカのテレビの番組で、「貴方だったらどうする?」というビックリカメラというものがあります。ニューヨークのブティックで黒人が入ってくると警備員がここでは貴方のような人がくるところではないと言って、追い出そうとして、その周囲にいる人たちの反応を窺がう番組がありました。大方の白人が警備員の態度に怒って、その警備員に文句を言っています。黒人差別で今アメリカはもめ返していますが、やはり良識のある人間はアメリカでも多いと感じられます。文明国と自認するのであるなら、寛容のない態度は慎むべきではないでしょうか。