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安岡正篤 易経入門

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安岡正篤 易経入門


    摘銭法で今日の私を占ってみました。摘銭法とは100円玉3枚で、その表裏如何で陽になったり陰になったりします。第一回目、2回目、3回目は3枚ともすべて表だったので、老陰が三つかさなります。これは「地」です。代4爻は表2枚で裏一枚、「少陽」、5爻は表が一枚、裏二枚で、「少陰」、上爻も同じで「少陰」でこの三つで「雷」になり、全体では「雷地豫」という卦辞になります。「自適の道」とあり、豫は「たのしむ」とか「あそぶ」という意味があります。たぶんこれは店が閑な時インターネットで将棋を見たり、していることを表すのでしょう。ただし注意すべきは、「遊び楽しむと、怠る」ということになるので、「あらかじめ(豫)よく考えて、道理に随ってゆかねばならぬ」との但し書きがあります。易は常々変わりやすいものですから、老陰三つが変爻して「地」から「天」に変わると、「雷天大壮」の卦になります。「陽気盛んな像であるが、これを過ぎれば消えていく」ということで、常に正しい道を心がければ、咎なしということになります。ところが私のような小人にはこれがなかなか難しく、「遊び楽しむことに」淫し、「陽気盛ん」なるときは驕り高ぶります。易は自戒のための問答法であるといえます。占いすべてに共通することですが、自分をある程度距離をとって見つめてみると、何かしら出口が見出されることがあるかもしれないということになるのでしょう。

追記大井良の「鉄道員裏物語」は2010年12月2日に読んだ感想録があります。まったく同じ箇所に注意を向けており、いかに私が進歩しないかがよくわかります。

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