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インターネットの世界で、ビッグデーターが現れて、それを理解して制するものが世界の覇者になるといわれています。最近無水鍋を買いたいと思ってインターネットで調べてみたら、その後、いろいろなサイトで鍋の広告が現れてきました。つまりインターネットでクリックするたびにビッグデーターに寄与していることになります。要はインターネットをやっていると商売のダシになってしまうということになります。
この混沌としたビッグデーターから、ある傾向を見出すというのはもはや素人ではできないでしょう。多分数字ばかりの世界でしょうから、何がどうなっているのかわかりはしません。それをグラフや地図化するとおぼろげながら少しは判るような気がします。しかし気をつけないといけないことは、その操作の過程で人為的に自分たちに都合のいいように改変する余地があることです。そのような作為もよっぽど鋭い人でないと見抜けないでしょう。「人為的」といわないまでも、やはり人にはそれなりに偏見があり、その意図がないにもかかわらずデーターを改竄することだってありえます。「地図化すると世の中が見えてくる」と言われても、果たしてそれが真実かどうかははっきりと断言することはできないでしょう。こういうこともありうるかなと思うくらいでないと、東芝のような失敗に陥るかもしれません。アメリカの会社を買収するにしても、プレゼンテーションがあり、その中ではいろいろなグラフも出てきたことでしょう。でも最終的にはこのようボロボロになっているということは、データーも確かそうでありながら、解釈のしようでは、どうにでもなる代物だと考えるべきです。