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佐藤大介 オーディション社会韓国

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佐藤大介 オーディション社会韓国


        日本以上に韓国も生きがたい国のようです。ヘル(地獄)韓国と自称しているように、大方のものが夢も希望もない生活をしているようです。大学を出ても半数以上が就職できなく、非正規で働いています。唯一まともに生活できるのは公務員とサムソンなどの財閥系の企業の正規雇用の人たちです。でも大企業に勤める人たちも、能力がないと45歳くらいで肩たたきにあいます。退職金で唐揚げ屋などやって失敗し、貧困層に落ちるそうです。

韓国ドラマでは貧乏人の美しい主人公が財閥の御曹司に見初められ、ドラマが進展しますが、それはドラマでしかありません。実際の御曹司は貧乏人の美しい娘でも、顎の骨まで削る美容整形をしているのを知っていますから、相手にしません。やはりつりあいの取れる金持の家の娘と結婚します。

コンピューターなどの性能を示す「スペック」という言葉を韓国では人間まで応用しています。一流大学、海外留学、英語能力、・・・、スペックが低いと、一生うだつがあがらない制度になっています。学力が駄目なら芸能界で一旗挙げようという人もでてきます。それがオーディション番組の隆盛をもたらします。たとえオーディションに受かったとしても一流の芸能人になるにはまだ先が長いのです。成功する人はわずかしかいません。このような社会だから自殺率も先進国で一番です。日本も似たようなものですが、日本人には諦念性があって、上のものが好き勝手しようが、それに対して余り文句は言わないようです。反対に韓国では、有力者の子弟がズルをして一流大学や企業に入ったり、兵役をまぬがれたりすると、大反発が起こり、数十万人のデモになったりします。日本ではテレビ局、NHK、マスコミ、電通など政治家などの子弟が縁故入社しても、その本人が問題を起こさなければ、とやかく言う人はいません。「上級国民」とからかったりしますが、それを正そうとはしないようです。

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