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私の記憶も漫才師・夢路こいし・喜味こいしのようになってきています。昔のタレントの3人娘の一人の名前を呼び起こすために、森進一のかつての嫁さん・森昌子を言い、おかしな宗教に入った桜田純子を言って、で、最後の女の子の名前はなんじゃったかいの?とお客さんに尋ねたものです。「百恵ちゃんでしょう」と言われて、やっと思い出したものです。しかし「百恵ちゃん」はわかりましたが、苗字が出てきません。苗字は次の日別のお客さんから言われて、やっと胸のつかえがおりました。二日もかけてもフルネームが思い出せないことに愕然としました。正真正銘の老人になったことを自ら認めないといけないようになりました。この本にも書いていますが、「老人はガクンと急に弱る」原因はこのように、たかが人の名前を思い出せないことでも、それを目の当たりにすると「自信」を失ってきます。私もこれで一挙に10年も歳をとりました。目がうつろになって、鏡を見ましたが、余り長くはないなと感じました。とうかさんの初日にも、安否確認できたお客さんもいます。がんばって長生きしてくださいと励まされました。生後六ヶ月で来た女の子もいまや小学5年生になって、店のパソコンでゲームして遊んでいます。月日のたつのは早い。おまけに低気圧の状態では私の三半規管ではうまく調整できなくて、新幹線がトンネルに入ったときに起こる症状・耳がつまったようになっています。私の細胞も分裂回数の限界がきているのでしょう。テロメアという分裂の回数券がなくなってきているようです。