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倉山満の「嘘だらけ・・・」というシリーズのように自分の意見を言っているわけではなく、淡々と歴史年表を作っているという感じです。戦後敵兵だったアメリカ人とくっ付いた女は市中引き回しの刑にすべきだという過激な発言はありません。
日本の近現代史で、残念なのは、幕末と明治初期の外国勢力によって不平等な条約を締結せざるを得なかったときと、第二次世界大戦で負けたときと、それにバブルが弾けたときだと思われます。とりわけ、敗戦が痛恨の痛みです。敗者は何もいえなく、勝者のアメリカが日本人の幼稚性、残虐性、狡猾性を吹聴し、同じ敗戦国でありながらドイツは大人の国で、一時的にナチスに惑わされたに過ぎないが、それに反して日本はその性格を根本的に矯正しないといけないという政策が戦後直後から行なわれています。日本人に劣等性を植え付け、日本がそれまでしてきたことに対して贖罪の気持ちを抱かすようにしてきたのです。我々団塊世代は日本の軍部が馬鹿なことをして、とうとうアメリカに原爆を落とされて、お灸を据えられたのだと、そのように教えられていたような気がします。まるでアメリカが救世主であるような立場です。最近の研究では以下にアメリカの占領政策が巧妙であったかということが解明されています。二度と日本を立ち上がることができないように、アメリカは文化人類学者や心理学者を動員して戦後の日本の占領プログラムを作っていたということがわかっています。我々団塊世代は原爆を落としたアメリカを憎まないで、アメリカにそれをさした日本の軍部の憎むように教育されていたのです。戦前の天皇教育と同じように戦後の教育もすさまじく、いまだに私は軍部の行き過ぎを感じている次第です。アメリカの学者が日本人の残虐性を言ったり、クリントンが「性奴隷」と言ったりするのも、心理学で言うところの「鏡面」効果ではないかと思われます。欧米各国の植民地での強欲や、クリントンの助平心が陰にあるのです。自分たちの行いをそっくり日本人にかぶせ、それで自分たちが何もしなかったと安心しているのです。中国の南京虐殺も中国よりのアメリカ人のジャーナリストが大袈裟に報道したものです。日本人が原爆の犯罪性を追及するものなら、すぐさま南京を引き出すのはアメリカの常道です。慰安婦のことなども、じゃ欧米が植民地でどんなことをしたのだと問えば、身も震えるでしょう。ロシアとて戦後のどさくさで満州における日本人女性への暴行は「世界記憶遺産」に登録したいほどです。