釜山から時計回りに二十日間ちょっとで１５００キロ自転車で韓国を一周した旅行記です。韓国人は個人的には親切な人も多いのですが、いざ日本に対して政治的なものと向き合うと、途端に教条的になってしまうところがあります。反日教育が行き届いていて、幼少の時期から反日を刷り込まれているのですから、こちらがどう言おうと、自分たちの考え方を改めようとはしないようです。前川もこの点で歯痒さを感じています。「竹島」の問題にしても、前川が国際裁判にしたらどうですかと提案しても、もともと竹島は韓国のものだからそのようなことをする必要はないと言っています。韓国は北朝鮮との対峙に多大なエネルギーを使っているのだから、竹島でことを荒がけては、韓国も大変だろうと前川は気遣っています。慰安婦問題にしても、今の大統領のお父さんが大統領であった時代に日韓基本条約をかわし、多額の援助金を出して、植民地時代の清算を行なったにもかかわらず、いまだに賠償を要求しています。日本からたくさんの賠償を受けたという記憶は韓国人にはないらしい。しかしこれ以降韓国は重工業にそれらの賠償金を突入して大発展していきます。漢江の奇跡と言われているものです。この奇跡に日本の資金が大いに預かったということを韓国人は知りません。また知りたくないのでしょう。自分たちの力でなし終えたと思っているのかもしれません。やはり謙虚しすぎてもいけません。韓国の発展は日本の後押しがあったんだと宣伝に努めるべきです。黙っていては理解する国民ではないのですから、当時の賠償金は韓国の年間予算よりも大きいもので、それによって豊かになったんだということを、韓国の民放局に日本政府のコマーシャルとして流すべきではないかと思われます。今週オバマガ広島に来ます。謝罪はしないようです。日本側もそれを要求していません。我々日本人は、謝罪はしなくても、どこか心の底で悪かったのではないかと思ってくれるだけでいいのだと思っています。形式的な謝罪など、どうでもいい。しかし世界はどうも日本特有の「惻隠の情」というものはないらしい。いわんでもわかるという、量子的情報を会得している民族は少ない。言っても分からない連中が大半です。それ以上に言っても曲解する人たちだっているのですから。