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バックパッカーで特にアジアやアフリカでの旅について書いてきた彼は、この本ではテーマを絞っています。インドで「リキシャ」といわれている、客を乗せて自転車でひっぱる三輪車に出会って、「リキシャ」という言葉から、明治時代にはやった「人力車」から来ているのだろうと考えています。人力車は二輪車で、直接人間が引っ張っていましたが、自転車をつけた三輪車は日本が発明したものかどうか調べていますが、三輪の自転車はあったにはあったが、それが客を運ぶといったことはあまり見受けられなかったということになります。中国や東南アジアで三輪自転車で客を運んでいるのを多く目撃されています。日本の自転車の部品を集めて自転車で牽引する三輪車を作ったのでしょう。それから戦後から、それに今でもタイなどで走っていますが、エンジンつきの三輪車が客を運ぶようになりました。これは日本の戦後賠償で、東南アジアの各国に無償でこれら小型三輪車を贈与したのでしょう。マツダもかわいい三輪車を作っていました。何よりもダイハツ製の「ミュゼット」が有名です。私の親戚も乗っていましたが、マツダでは一トンぐらい載せられる荷台のついた三輪車のトラックも作っていました。その三輪車のハンドルは円形ではなく、バイクのハンドルと同じものです。小型三輪車もはじめの頃はバイクのハンドルの形をしていたように思います。そのうち丸いハンドルに変わりました。
今では日本の自動車会社はコンピューターを駆使して馬鹿高い自動車を作っていますが、市内のスーパーに行けるぐらいの老人用一人乗りの小さな自動車を作ってほしいものです。スピードもあまりでず、衝突しても相手を傷つけることがなく、最悪の場合その車が棺おけ代わりになるよう車であってほしいものです。