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副島隆彦 浮かれバブル景気から衰退させられる日本

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副島隆彦 浮かれバブル景気から衰退させられる日本


        副島は日本は亡びると断言しています。金持はすべからく資産を海外に移しておかないと悲惨な目に会うと言っています。なぜ亡びるかというと、貯蓄好きな日本人の資産、例えば郵貯とか、年金財団の原資とかが、浪費好きのアメリカに投資されて、塩漬けにされ、ルールなどを勝手に変え、いつの間にかゴミくず化されているというのです。日本はアメリカに1000兆円ほど、アメリカ国債など買っていますが、これは自由に売ることが出来なくなっています。おまけに利子も払われていないそうです。最近のアベノミクスでの株の高騰もアメリカファンドの策略で、株価が上がったところでごそっと引き揚げ、日本からカネをふんだくろうという算段です。為替でも1985年のプラザ合意で、ドル安になり、「日本が当時30兆円から40兆円も持っていた国民の生命保険の掛け金や銀行の預金で米金融市場で運用されていたものが、半分に吹き飛んでしまった」ということになっています。もちろんアメリカ国債も借金棒引きになったようなものです。

日本の時代劇で言うところの悪代官がアメリカで、それによってうまい汁を吸おうとする越後屋が日本ですが、現在の越後屋は苦い汁を飲まされ続けています。とうとう日本は世界で最大の債権国でありながら、赤字になり、債権を取り崩すほかなくなっているようです。しかし悪代官のアメリカに対してカネを返してくれと言っても、かえってトランプのようにアメリカ軍の駐留経費を払えというのがオチです。まるで封建時代に帰ったようで、「泣く子と地頭には勝てぬ」という仕儀になっているようです。この悪代官が公平、フェアーな経済と唱えているのが不思議なくらいです。

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