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加藤謙吉 大和の豪族と渡来人

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加藤謙吉 大和の豪族と渡来人


    5,6世紀「今来才伎」(いまきのてひと)という新規の渡来人が多く日本に入ってきた時期です。日本書紀によると西漢才伎歓因知利(渡来人)の勧めで、雄略天皇が朝鮮の「職人・工夫・技術者」を呼び入れたということになっています。その最初の配布先が物部であり、権力の変遷によって、それらが蘇我や大伴や東漢氏へと変わっていくということが歴史から見えるということです。蘇我に至っては蘇我高麗という人もいたり、満智などという名前もあり、これは百済の使者の名前でもあります。舶来好きでそのような異国の名前をつけたのか、もともと渡来人だったかもしれません。

この4月から入管法が変わって、年間100万人もの外国人労働者が入って来るようです。1600年前の技術者集団とは違って、単純労働者が多く入って来ます。人手不足だということですが、実際は給料が少ないからしないだけであって、給料が高ければ、介護職や土工だってするでしょう。経営者の意図は低賃金を増やして、人件費を減らそうとすることです。ヨーロッパの国々を見ると、移民のツケで混乱が起こっています。安く使った後帰ってくれとはいかなのです。2,3世が居つくと、これら低所得者層に税金をつぎ込まなければいかなくなります。

ユダヤ人たちはその国に行くと、その国は繁栄し、その国がユダヤ人を排斥し、いなくなるとその国は衰亡し、排斥されたユダヤ人が次の国に行くとその国はまた繁栄します、また排斥されて、現在は多くのユダヤ人がアメリカにいます。アメリカは今世界の覇権国です。やはり優秀な人はどこの国でも必要です。衰亡気味の日本にとって今最も必要な人は、高い能力のある人です。企業がけちって何兆円貯めても意味がありません。その金を使って世界の優秀な人材を集めるべきです。そういう人たちが来ると日本人も触発されて活力が復活されるでしょう。何しろ日本人は真似ることがうまいのです。学びとは真似ること思っているくらいですから、見本があるとそれをすぐさま取り入れ、それ以上のものを作り出すのがかつての日本のやり方です。そうなると、「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。つづきなきや」と言えることもできるのです。

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