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我々団塊世代が鼻汁を垂らしていた頃の写真が多く在ります。大概坊主頭で、海や川で写っている時は「金つり」、今風に言えばTパンティーをはいています。海水パンツなどは金持の子供しかはいていません。なかには「フルチン」で遊びまわっている子供もいました。百メートル道路の先の京橋川にかかる鶴見橋は元は木造の狭い橋で、夏休みにはそこが遊泳場所になり、橋の欄干から飛び込んだものです。今は緑地帯になっていますが、昔は両岸には民家が建てこんでいて、便所は川に突き出してあり、糞尿を流していました。その下で我々は泳ぎまわっていたのです。何と抵抗力のある我々でしょうか。あれから半世紀以上もたち、我々は死ぬ間際にいます。私も不整脈で去年は死ぬかと思いましたが、今のところ薬で何とか生きています。あと10年は生きたいものであります。
宮本常一の写真は時代を髣髴させて懐かしい思いにさせてくれますが、いざ私が亡くなったら、私の写真などだれも関心を持つ人などはいないでしょう。終活で、今のうちから整理しないといけないのですが、面倒くさくて何もやってはいません。私の代だけではなく、父や母のものもあるのですから、私が死んだ後、ごみ屋は何十万円も請求するでしょう。