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読書

勢古浩爾 古希のリアル


     私と同じ歳のクレイマーおじさん勢古浩爾は今年も生きています。59歳て定年退職(60歳だと思いますが勢古自身がそう書いているのです)した後の生活習慣を今でも崩していないようです。相変わらずテレビばっかりを見ているようです。それもブツブツ言いながら。退職当時は1000万円の貯金があったそうですが、今は150万円しかありません。厚生年金をもらっているはずですが、やはり貯金を切り崩してきたのでしょう。本を何冊か出版していますが、印税もとるに足らないものなのでしょう。死ぬまで今まで以上に慎ましい生活を強いられるようです。外の世界の95
%は興味が無いと言っています。そうは言っても毎日テレビを見ているのですから、『私は「外」を見すぎである』と反省しています。

織田信長の「人間50年化天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」の件で、この50年を当時の寿命の平均年齢ではないと言い、「人の世の50年の歳月は化天の一日しかあたらない」ということで「まるで夢幻のようなものだ」ということなのだ、そうです。

定年後、ただぶらぶらしてテレビを見るばっかりで何もしていないことに非難を感じるようで、ゴルフや社交ダンスをするのが何がおもしろいのだと居直っています。このようなことをやっている連中は「傲慢」であり、「自慢気」であると言っています。

「なにかをしていることは、何かをしないことより価値がある、というのは笑わせる」

残り少ない人生を有意義にというのも馬鹿らしいと言っています。だた好きな本を読んで、後は手慰みで、愚痴を書いているようです。

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