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読書

勢古浩爾 定年後のリアル


       定年から3年後62歳でこの本は書かれています。厚生年金は月に10万円ほどだといっています。普通は年金は65歳からですから、減額して60歳からもらっているのでしょう。持ち家もあり、日々1000円もあれば十分過ごしていけると言っています。「古希のリアル」では1000万円あった退職金が150万円になったと言っていますから、毎年100万くらい退職金を使い込んでいますから、月10万円の年金ではやはり厳しいのでしょう。ほんの印税も入って来るようですが、大した潤いにはならないようです。毎日サンダル履きで自転車に乗り、図書館へ行ったり、書店に行ったり、公園に行ったり、喫茶店に行ったりして、家に帰るとテレビや借りたDVDの映画を見たり、読書をしています。ゴルフなどの金のかかる趣味は無く、本を読んで雑文を書いたりしています。ねこまんまを食べられとは何と贅沢なことかと言っているくらいです。インパールで日本兵が餓死しているのを読んで、そのような感想を持っています。また10000円のどこかのホテルのカレーと学生街の神田の店の500円のカレーと味の点で大した違いはないと言い、高いカレーを食べ通ぶっている人たちを馬鹿だと言っているようです。この本の結論として、退職した後の人生は、各自「好きなように生きてください」ということになります。こうすればいいというものはなく、各自自分に合った生き方をすべきで、手本などありはしないと言っています。

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