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読書

南伸坊 糸井重里 黄昏


        南伸坊 糸井重里も1947年48年の生まれで、この本が出たのが2009年ですから、両者とも60を越えたころです。まさしく人生の黄昏といいたいのでしょう。もはや馬鹿はできない年頃ですが、全編駄洒落、余り向上心などないようです。いずれにしても黄昏ですから、まるで日向ぼっこする老人のように、あちらこちらに行って、観光スポットを見たり、いいものを食ったりしてだべっています。タツノオトシゴから龍の話になり、龍の原型は揚子江に生息していたワニから来ているのだという話になり、西遊記の沙梧浄はワニになり、玄奘三蔵はワニを連れてインドまで行ったのだと、妙な感心をしています。糸井重里は自分の会社を持っていて、従業員の何人か雇っています。「おいしい人生」などというキャッチコピーを作る会社なのでしょうか?従業員を食わしていくといった社長業も大変苦労の多いものだと思われます。その点南伸坊は奥さんの文子さんと一緒に時の有名人の形態模写をしているのでしょう。是非とも今話題の和歌山のドンファンに変身して、大いに楽しめさせて欲しいものです。

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