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読書

北折一 NHK ためしてガッテン、生活常識の大逆転


     「ためしてガッテン」で、魚を煮るのは、沸騰させた調味液に入れるのではなく、冷たいままの調味液に入れ、それから熱を加えて魚を煮るのがうまいのだと言っていました。この本でもカレイの煮方で、冷たい状態の調味液に入れてから煮ています。それも沸騰させて7,8分くらいで火を止め、あとは余熱で蒸らすとふんわりとした柔らかい煮魚になるそうです。鯖も同じにすればいいと言っています。強火で6分煮て10分余熱で蒸らせばおいしい鯖煮が出来上がるそうです。少し煮かたが足らないと思われますが、実験しているのだからそうなのでしょう。出ているタレントがみなうまいうまいと言っているのですから、そうかもしれません。高い塩と安い塩を食べ比べる実験もこの本で記していますが、安い塩にちょっと手を加えると、見分けがつかないということもあります。またワインでも普通の人では何万円模するワインと数千円のワインとの見分けはつきません。味というものはそれぞれの人の「常識」のようなもので、今まで慣れたものがうまいと思うものですが、NHKの権威と科学実験という題目のために、そうかもしれないと感じるのかもしれません。豚肉もしっかりと火を通す必要はないと解説しています。しかし私は自宅で冷凍してあった豚肉をお好み焼きに使いましたが、半生であったのでしょう、気分が悪くなりました。NHKが何と言おうと、豚肉はしっかりと火を通さないといけないと思っています。

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