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南清貴 じつは怖ろしい外食

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南清貴 じつは怖ろしい外食


     私も外食産業の極最小の一部を担っているものとして、この現実に震撼としてしまいます。ただし私のように店主自らをして包丁を持ち、小芋の皮をむいたりするような零細飲食店はあまり関係ないようです。私の場合は「生業」というそのもので、結局店の料理は私の夕食のためにあるようなものです。ここの話は、コンビニとか、大手の製パン会社とか、大手の飲食チェーン店などです。ある大手の製パン会社の社長の家訓として、自社のパンは絶対食べてはいけないというものもあります。ここのパンはある人の実験によると、3年間そのままに置いても腐らなかったということです。どれだけの保存料が入っていることか!これでは自分の可愛い娘や息子、孫などに食べさせられません。私の店の米は客の人が米を作っていますからそこから買っています。大手チェーン店の店では中国産で、おまけに「精米改良剤」を添加しています。これは「古米を新米のように白い光沢を出す」もので、「液体プラスティック」ともいわれ、「プロビレングリコール」という石油精製によって作られる化学薬品」だそうです。コンビニの弁当やむすびの売れ残ったものを豚の餌として与えたところ、奇形児や異常出産が増えたという事例があります。これらの企業から出すご飯は単に米をたいたものではないようです。いろいろな改良剤やら保存料が入っているのでしょう。

霜降り肉といって喜んで食べているようですが、これもまともな牛の肉ではありません。高カロリーの穀物飼料を与えられ、半ば病的な状態になっている牛です。牛もそうなら、豚も鶏も同様です。病気しないようにと大量の抗生物質の入った飼料を食わされたりしています。

菓子類もマーガリンショートニングが使われ、この中の油脂はトランス脂肪酸と言って、プラスティックと化学式が一つ違っているだけのものです。ドーナッツやカレーパンなど揚げる油はショートニングで、あるデパートの催事でカレーパンを売り出していましたが、一週間一度も油を変えることがなかったということです。

飲食店は一年後60%潰れるという統計がでています。まともなことをしていては成り立たないということでしょう。あらゆる偽装がなされています。ビジネスホテルの朝食バイキングなどでは、「大量の食品添加物」を使った業務用惣菜が並んでいるだけです。居酒屋などのメニューなど工場で作られたものを電子レンジでチンするだけです。

回転すしのネタも笑ってしまうくらいの意表をついたものです。あなごはウミヘビです。アメリカなまずが「清水ダイ」として、すすきはナイル川原産のナイルパーチという淡水魚、えんがわと称されるものは深海魚のおひょうで、体長は1~2メートル大きいものでは8メートルもある化け物です。

どうも私の店のかぼちゃを炊いた物が余り若者に好まれないというのは、このような食品添加物で育った若者の舌はこれら薬品に親和性を覚えていて、これなしでは食った気がしないではないかと思っている次第です。

最近テレビで宣伝している入れたてのコーヒーも純粋にコーヒー豆だけをいって入れたものではないような気がします。だれか調べて報告して欲しいものです。

いま日本の人質つかまって身代金を要求されています。ジャーナリストだそうですが、このような危険を犯してまでも報道しようとするジャーナリストが国内にいるでしょうか。大手資本はメディアにコマーシャル代として多額の金を支払っています。これがまたジャーナリストの「口封じ」になっていることは間違いありません。干されても、殺されてもいいから真実を報道するといった気骨のあるジャーナリストが出てきてほしいものです。

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