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読書

図解でよくわかる堤防釣り入門


        図解や写真がたくさんで、読むよりは見ているほうが楽しい本です。果たしてこれを見て、釣りをはじめるかどうかはわかりません。70を過ぎると、朝早く出たり、夜釣りなどできそうにありません。ましてや35000円のボートを買って、エンジンをつけ、沿岸から遠く離れた海の出ることなど、怖ろしくて身がすくむ思いです。やはり家の中に居て、このような本を見ているほうが性にあっているようです。

小学生の頃は、京橋川でハゼやフナを釣っていました。その頃の釣竿は細竹で、鉛の錘とハリをつけたもので、ウキなどつけていませんでした。それでも面白いほどハゼがつれました。橋の上から川底が見え、その手前にごかいをつけたハリをもっていくと、食いつくのが見られました。反対にイダは群れをなしているのですが、決してハリに食いつかないのです。干潮になると、砂地の川底に下りてシジミなど掘っていました。いつの頃から、漁業権の関係から、川で魚の餌になるごかいを取ってはいけないといわれ、私も中学生になっていたので、魚釣りはやめてしまいました。同時に川も汚染されて、奇形ハゼが多く出ていました。橋の上からも川底が見えなくなり、釣っても食べられないとわかると、釣る気にもなりません。

外国でもユーチューブで釣りの動画が見られます。ところが釣った魚を逃がしたりしています。もったいないと思いますが、でも、外国人が魚を好きになって、食べ出したら、困るのは日本です。ニューヨークなど寿司店を出し、魚の美味さを広めようとするのは止めた方がいいのではないかと思います。実際徐々に健康意識から肉から魚に変えていこうという傾向が出ています。かつては鯉くらいしか食べていなかった中国人も最近は大きな船団を組んでサンマを獲り、塩焼きにして食っています。14億人が魚を食い出したら、あっという間に魚の資源がなくなります。マンモスも人類によって滅ぼされたように、無尽蔵と思われた海の生物も全部人間によって食い尽くされるようです。

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