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古本で「せどり」というものを、本だけではなくあらゆるものを扱って、Amazonで売って儲けているのです。坂本好隆はまたこの商売のやり方を教える教室も作り、生徒を集め、その授業料も収入になっています。一粒で二度おいしいというわけです。しかし坂本も「いずれを行くにも散らぬ間に行け」とか「人の行く裏に道あり花の山」と書いているように、一人でこそっとやっているから儲かるので、みんなが知るとそのうまみもなくなってくるのではないかと思われます。これもマルチ商法と同じで、最初にやった人が大儲けし、大多数は労多くして、もうけなしになるのではないか危惧されます。
私もかつて古物商の免許をとって、古本をインターネットで売ろうと考えましたが、飲食業をしながら片手までこのような商売ができるはずがないと思いやめました。坂本は一週間でほんの数時間の時間をこの商売に当てれば、何十万円の利益につながると書いていますが、実際のところ商品を仕入れたり、売れた商品を発送するだけでも大変な労力が必要でしょう。私は要領が悪いのかもしれませんが、週数時間で楽々商売できるとも思えません。
私のような考え方をする人は、「稼げない人の思考」としてこの本の巻末に載っています。
「リスクを怖れて、なかなか行動に移せない。どうせ駄目だと、すぐあきらめる」反対に稼げる人は、「すぐに行動する、失敗を怖れない」
私は稼げない人でも結構、このような面倒くさいことは、何時死ぬかもしれない私にとっては不必要であると確信します。