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今から106年前第一次世界大戦が勃発し、日本は未曽有の景気が到来し、やがてバブルの様相をきたします。戦争が終わり、バブルがはじけ、おまけに関東大震災が起こります。まるで1990年のバブルの崩壊と同じような経過をたどります。この時には阪神大震災です。関東大震災では政府が手形を買い取り、支払いの猶予を決めたのですが、その中には今までの放漫経営のバブルの付けが混じっています。それらを厳しく処理すると銀行の多くが倒れるので、先送りで曖昧なままにしていました。1990年以降のやり方と変わりません。金本位制を取り緊縮財政を敷きましたがますます景気が冷え込み、高橋是清より金本位制をやめ、国債で税収を補填する積極財政を取ります。ある程度景気が回復すると引き締める予定でしたが、際限なく予算を要求する軍部にらまれ、2・26事件で暗殺されます。その後軍部は戦争に邁進し、とうとうアメリカにも戦争をし、日本は廃墟となります。現在の日本はバブルの後遺症で貧困化が進んでいるようで、かつての日本ナンバーワンという光栄も遠くに過ぎ去り、相も変わらず「先送り」「前例」の悪癖が治らず、徐々に衰亡する国になっているようです。